遺産の相続で弁護士に相談するべきことは？

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相続で何事もうまくいくのか？

遺産の相続という話になるとなかなかうまく話がまとまらないということは世の中ではよくあることとして知られています。

それまでには良好だった関係が、お金が絡んだ瞬間から一気に悪くなっていき、今では完全に疎遠になってしまった、なんてことも頻繁に聞きますので非常に注意をする必要があります。

もちろん実際には相続の話では何も問題なくうまくいくというパターンもありますので、そうなったら一番なのですが、なかなか現実としてはそううまくはいきません。

弁護士に相続の相談をすると良い場合は？

遺産相続の件で弁護士に相談をしたほうが良いというパターンはもちろんあります。

それは具体的にはどのようなことかというと、やはり訴訟に関しての問題です。

弁護士の先生は非常に様々な法律に精通しており、人と人が争うというときには無尽の強さを発揮しますので、やはり気軽に相談できる人がいると非常に心に安心感が持てると言われています。

そのため、やはり税務というよりは訴訟に関して相談を弁護士の先生にしていくというのがスタンダードな方法だと言われています。

税務となると弁護士ではなく税理士のほうが良い

しかし、相続ではやはり税金についての問題も頻繁に取り上げられます。

それこそ贈与や相続税というものが発生しますので、その点についての知識や手続きに対するノウハウが求められるというわけです。

そういう時にどうしても弁護士の先生に相談をしても法律知識に関しては明快な回答がありますが、手続き的なことに関しては得意でないというパターンがあります。

もちろんそれは当たり前で、適材適所という表現があるようにその面に関しては単純に税理士の先生のほうが深い知識とノウハウを持っているというわけです。

だからこそ、相続に関する相談でいうと弁護士の先生にというよりは税理士の先生に相談をしたほうが効率よく物事に対して進めることができると言われています。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。