被相続人に借金がある場合の対応はどうする？

Tweet

Pocket

被相続人に借金がある場合の相続はどうする？

遺産を相続しようということが起こった場合にはいろいろと確認をして手続きを踏んでいかなければいけませんが、予想をしていなかったことが起こる可能性も当然のことながらあります。

例えば、被相続人についていろいろと調べていると、どうやら借金を抱えている、ということがあります。

これはどうにでもなるという場合もあれば、どうしようもできないというパターンもありますので、しっかりとその状況を把握して対策をしてく必要がありますので今回はここで確認をしていきましょう。

まずは借金の金額の確定を！

まずはそもそもその被相続人の借金がどれくらいあるのか、というところを確定させなければいけません。

自分たちの知らないところで多額の借金を背負っているということはまれにありますので、少しでも借金があるという人に関してはこれでもかというくらいに調査をしておく必要があります。

確実に気持ちが滅入ってしまうことはわかりますが、ここで妥協したりすると後々大変なことになりますので頑張っていきましょう。

遺産はどれだけの価値があるのを確認する！

そして、この被相続人の遺産がどれくらいあるのか、ここに関してもしっかりと調査をする必要があります。

というのが、どれくらいの内容の資産があるのかによって、その後の対応が変わってくるからです。

変な話、借金がそれ相応にあったとしても、それ以上の遺産があった場合は今後の対応方法は大幅に変わってしまいます。

最終的に放棄か相続かの判断をプロともとに決める！

いよいよ遺産と借金が確定した、ということになったらそれらをどうするのか、ということを確認しなければいけません。

例えば莫大な遺産があってもそれ以上に借金がある場合は相続をしてしまうとその借金を負担しなくてはいけないため、放棄したほうが良いでしょう。

それには税理士などの専門家のアドバイスを求めながら進めていくことが一番効率的だと言われています。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。